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東京2020聖火リレー:どうすれば聖火ランナーになれる?

日本には日の出を愛でる文化があり、中でもお正月に迎える初日の出は格別。毎年初詣をすませてから初日の出を見に行かれるという方も多いのではないでしょうか?

ちなみに欧米諸国では、日の出よりも夕陽の方に特別な想いを寄せる人が多いようで、トルコのネルムト山に観光に行った際ガイドの方が「日本人は日の出ツアー、欧米人は夕陽ツアーに参加するから、一日中仕事ができてありがたい」とおっしゃっていました。

その初日の出を愛でるのは日本独自の文化ではなかったようで、お正月からニュースを見ていると平昌五輪の聖火リレーが初日の出と共に始まり「すがすがしい気分だった」とコメントされる聖火ランナーの声がニュースで紹介されていました。

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聖火リレーといえばオリンピアン、パラリンピアンや芸能人、作家など著名人が走られるイメージですが、確か一般人もいらっしゃったはず。と、過去大会の聖火ランナーについて調べてみました。

1998年長野五輪では約6600名が聖火リレーのランナーとして、日本全国3ルートを走り、最終走者からトーチを受け取ったオリンピアンで銀メダリストの伊藤みどりさんが聖火台に点火されました。

聖火リレーのランナーは原則として、聖火保持者1名、伴走者1名、随走者4名の6名1組。長野五輪では1グループあたり、平均約1キロずつ1,150区間を繋げました。

調べてみれば興味深い聖火リレー。下記に基本情報と、ランナーとして選ばれるために知っておきたいことをまとめました。


ルート:
現在のIOC内規によると、聖火リレーは「100日以内」「一筆書き」が原則とされており、アテネより空路で届いた聖火が日本国内でスタートするのは1ヶ所のみ。しかし2020東京大会では、100日を超えて聖火リレーを行っても良いとIOCの容認が取れています。そのため、日数については延びる可能性が高いです。ゴール地点はもちろん新国立競技場ですが、出発候補地としては現在、沖縄、東日本大震災地3県があがっているとのこと。スタート地点より約100日かけて日本全国47都道府県、開催地東京都では離島を含む23区、26市を周る計画もあるようです。

ランナーの条件:
ランナーは満14歳以上で、400m以上トーチを持って運べること、が条件としてあります。ただし、1998長野大会では当時7歳の少年が聖火ランナーである伴走者として走ったケースもあるので、伴走者や随走者は14歳未満でも可能となるケースもあるようです。

最終ランナー、点火者:
最終ランナーおよび点火者は、伝統的に開催国のスポーツ選手(元スポーツ選手含む)で開催国に貢献した人がつとめることになっているようです。点火の瞬間は世界中の人が注目し、メディアでも広く伝えられるため、きわめてメッセージ性が強く過去・現在・未来の日本を象徴するような方が選ばれるでしょう。個人予測は熊本・福島出身のアスリートが務めるのではないでしょうか。ちなみに、原則として最終聖火ランナーは直前まで非公開、というルールがあるため、誰が選ばれたかが知れるのは大会当日となることが多いようです。

ランナーの選ばれ方:
さて、気になるランナーについては主に2種類の選ばれ方があります。
1. 東京オリパラ組織委員会枠
2. 聖火リレースポンサー枠

いずれの枠も、公式ホームページでの一般公募を含む、オリンピアン、パラリンピアン、アスリート、芸能人、文化人などが、各都道府県でつくる聖火リレー実行委員会あるいは聖火リレースポンサー企業より推薦されます。前者枠ランナーについては、公募もあるかもしれませんが、各都道府県出身のアスリートや著名人が選ばれることもあるでしょう。

総数について過去大会の実績を見ていると、前者枠より後者枠の数が多い傾向にあるようです。スポンサー枠が選ぶランナーは企業社員もさることながら、実際には一般公募から選ばれた方がランナーとなるケースが多いようです。長野大会の実績によると、約6600名の6割は一般人でした。また開催都市の小・中・高・特殊学校から団体で一定数が選ばれる可能性もあります。特に東京都の市区町村については「くまなく回る」ため、都内在住の方は各自治体枠で選ばれるチャンスもあります。

ランナーの国籍は必ずしも自国人である必要はありません。リオ2016パラリンピック大会の聖火リレーでは、パラリンピアンでメダリストの河合純一さんが、伴走者にオリンピアンの江上綾乃さんと共に、聖火ランナーをつとめています。

調べてみたら、さまざまな枠で実に多くの方が関わる聖火リレー。プロジェクトとしては聖火リレー検討委員会が2017年にスタートしていますが、2018年夏頃に概要が決まると聖火リレースポンサーを含む多くのことが明らかになってくるでしょう。こちらも引き続きウォッチです!

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